「さやえんどうのポタージュ」のレシピを紹介します。

今回は、「さやえんどうのポタージュ」のレシピを紹介します。
2月は「お菓子なご飯」をテーマに、お菓子を使ってのレシピを紹介しています。今日はその第5弾です。
毎日本当に寒い日が続きます。朝起きると、乾燥しているのか喉もからからになっています。また仕事が終わって寒い中を帰ってきた時、フッと温かいスープが飲みたくなります。
朝起きた時も、お水やお茶、コーヒーでなく、スープが飲みたくなることがあります。インスタントのスープを作って飲むと、何かほっとした気分になります。コーンスープだったり、かぼちゃのスープ、またトマトのスープなど、最近はインスタントでお湯を入れるとすぐにできます。
以前ブログで、寒い冬の時期も外は乾燥しているのと、屋内も暖房によってかなり乾燥しています。どんどん体から水分が出ていって、脱水になってしまうこともあります。寒い冬の時期もしっかり水分を摂ることが必要です。そんな時、温かいスープを飲む。体も温まるので、いいと思います。
今回のお菓子は「さやえんどう」です。カルビーから発売されています。チョット「さやえんどう」を調べてみると、1994年に発売されたそうです。26年前に発売されたんですね。2020年2月10日からリニューアルされたようです。
今回はその「さやえんどう」を使ったポタージュです。朝食や夜なんとなく温かい飲み物が欲しい時は作ってみて下さいね。
では、レシピを紹介しますね。
「さやえんどうのポタージュ」
1人分:エネルギー 約120kcal たんぱく質 5.5g 食物繊維 1.6g
<さやえんどうポタージュ(2人分)材料>
さやえんどう(菓子) 25g
牛乳 200ml
黒胡椒
<作り方>
- ①牛乳を温め、砕いたさやえんどうを加えて攪拌する。
- ②トッピングに黒胡椒とさやえんどう1本をのせる。
*今回はブレンダー使用しましたが、細かく砕くか、鍋で煮てもできます。
管理栄養士さんから一言
お菓子の栄養成分
最近、お菓子にも機能性表示食品や栄養成分を強化したものが出てきています。糖と脂肪の吸収を抑える・腸の調子を整える・ストレス軽減・食物繊維豊富・たんぱく質アップ・低カロリー・塩分控えめなど様々なものがあります。
あくまでも食品で薬ではないこと、おやつの範囲で楽しみながら食べることに注意が必要です。
「チップスサラダ」のレシピを紹介します。

2月は「お菓子なご飯」をテーマにレシピを紹介しています。これまで紹介したレシピも、「お菓子をこんな風に使えるの。」といった感じのレシピでした。柿の種だったり、かっぱえびせんだったり。今回使うのはポテトチップスです。
ポテトチップス。コンビニに行くとついつい買ってしまいます。一人ではありませんが、ポテトチップスの袋を開けると、全部食べてしまいます。最近はいろんな味のポテトチップスがありますが、やっぱりり塩味がいいかなあと思います。
袋をかけて皆で食べだすと、やっぱり大きくて形のいいポテトチップスからなくなっていきます。別によく選んで食べているわけではありませんが、最後の方になると小さな、形が崩れたポテトチップスが残っています。
以前、娘と一緒に買いに行った時、どう違うのか、娘は同じ味のポテトチップスの袋をじっくり睨んで選んで買っていました。袋の中のポテトチップスが崩れていないのを探しているのでしょうか?持って帰るときも、「お父さん!そんな風に持って帰ると中が崩れちゃう!」と言われたこともあります。ポテトチップスもこだわりがあるようです。
コンビニの棚にはいろんな種類のポテトチップスがあります。結構悩むこともあります。どんな味だろうと、興味津々で買っていくこともあります。
管理栄養士さんも言っていますが、今回のレシピではのり塩味のポテトチップスを使いましたが、いろんな味のポテトチップスで作って、自分の好みの味にしてみて下さいね。ポテトチップスのパリッとした食感が美味しいと思います。
ではレシピを紹介しますね。
「チップスサラダ」
1人分:エネルギー 約80kcal
たんぱく質 1.5g 食物繊維 2g
<チップスサラダ(2人分)材料>
厚切りポテトチップス 30g
玉ねぎ(スライス) 50g
レタス(一口大) 50g
トマト(一口大) 小1個
フレンチドレッシング 適宜
(オリーブオイル・レモン汁・塩胡椒でも)
<作り方>
- ①ポテトチップスは荒く砕く。
- ②全ての材料を混ぜる。
*今回はのりしお味を使いましたが、お好みの味のポテトチップスで。
*食感を楽しみたいときは食べる直前に混ぜてください。
*しんなりしたものをサンドイッチにしてもおいしいです。
早急に、オール京都で新型コロナウイルスに対抗できる医療体制を

私たちは今、新型コロナウイルス感染の第3波の真っただ中にいます。そして2回目の緊急事態宣言も出され、宣言も日本全国に広がる可能性もあります。
そのような中、新型コロナウイルス感染者の治療に当たる病院の病床が逼迫した事態になっています。特に重症患者さんの受け入れが厳しい状態になっています。また、入院できずに調整中の患者さんや、自宅療養を余儀なくされている患者さんもいます。そういった、自宅で待機している患者さんの様態が悪化して命を失ってしまうケースも見られます。
今、病院、診療所も全ての医療機関が一つになって、新型コロナウイルス感染者の人たちの命を守る取り組みをしていかなければなりません。
私たちは新型コロナウイルス感染拡大に対して、一番の目的を次の様に掲げ、3月に京都府に提言を提出しました。それは、
『 COVID-19 に対応する医療提供体制確立の目的は、「死亡者を減らすこと」、同時に人々の不安 感を軽減することとする。』
です。
この提言の中に、入院医療に関しての提言があります。
今、各病院はそれぞれ独自に、そして孤独に新型コロナウイルスに対して戦っておられると思います。それではいけないと思います。それぞれの病院が連携しあって、支え合い、相互に支援できる体制をとらなければなりません。
私たちの提言には、「COVID19医療ネットワーク」を構築して、医療機関のグループを立ち上げ、地域ごとのカバー体制を構築する提言をしています。
今一度この提言を検討していただいて、オール京都で新型コロナウイルスに対して対抗していける体制を早急に作っていただきたいと思います。
入院に関する提言の部分を抜粋したものを示させていただきます。もし、京都府など行政に関係しておられる方がご覧になったら、検討してみて下さい。よろしくお願いいたします。
<提言抜粋>
1. 診療報酬における「感染防止対策加算Ⅰ」を届出る入院医療機関(33 ヵ所)で構成する「COVID19 医療ネットワーク(仮称)(略称:COVID-19 ネット)」を構築する(なお、事態の推移によって同加算Ⅱを算定する医療機関(66 ヵ所)も加えることを想定する)。あわせて、感染防止対策加算Ⅰを算定する入院医療機関と、数カ所の同加算Ⅱを届出る医療機関によるグループを立ち上げ、地域ごとのカバー体制を構築する。
2. COVID-19 ネットは以下を実現する。
(1) 医師が感染を疑ったとき、患者に対する検査(PCRのみならず近く明らかにされる新たなキットによる検査法も含む)について、迅速に実施する。同時に、京都府保健環境研究所、京都 市衛生環境研究所出張所を保健所単位に仮設し、検査実施可能数を拡大する。
(2) 感染が確認された患者について、重症者のトリアージならびにハイリスク患者の判定を行う。
(3) 重症者は原則、各地域の感染防止対策加算Ⅰ算定病院が受入れることとし、必要に応じて COVID-19 ネット全体で対応する。想定される病床は、主に感染症病床もしくは集中治療病床とする。
(4) ハイリスク患者については、各々の疾患特性に応じて COVID-19 ネットが協議し、入院先を決定する。
3.重症者以外の入院は急性期病床、地域包括ケア病床など病態に応じた適切な施設で対応する。
(1) 重症以外の患者については、環境感染学会 GL に準拠し、一般病床における「診療の手引き」を作成した上で、一般病床における病室もしくは病棟でのコホート対応とする。 (2) 不顕性者は自宅だけでなく、ホテル、民泊等への入所も可能となるよう検討する。また、(1) の病床が不足する場合には、軽症者についても臨時的に受け入れることも想定する。こうした 際には、施設内に医師・医療スタッフが不在であるため、プライマリケア連合学会の手引きに準拠する形で、外部から医療を提供できるよう、地域内において担当する医療者の体制を確保 する。
(3) 上記対応によりCOVID-19 ネットを構成する医療機関は重症の感染患者を受け入れるため、 通常の患者の入院先を別に確保することが必要になる。その役割は感染防止対策加算届出以外 の医療機関が担うこととする。さらに休止中の病床の活用、活用されていない有床診療所の病床においての対応が考えられるが、その際はマンパワーの手当てが必要となる。
「ガパオライス風チャーハン」のレシピを紹介します。

2月は「お菓子なご飯」をテーマにレシピを紹介しています。
今回は「ガパオライス風チャーハン」のレシピを紹介します。今回のお菓子は、柿の種とかっぱえびせんです。二つのお菓子、隠し味?それともメイン?
さて、その前に「ガパオライス」、またまた初めて聞くような気がするので調べてみました。
「ガパオライス」はタイの料理です。私の自宅の近くにもタイ料理屋さんがあります。たまに行くのですが、意識して「ガパオライス」を頼んで食べたことは有りません。今度一度頼んで食べてみたいと思います。
タイ料理を食べに行くと、辛い調味料がテーブルに並んでいます。「4つの調味料」でこの調味料のことを「クルアン・プルン」と言うそうです。タイ語では調味料のことを「クルアン・プルン」と言うそうです。
タイでは、「辛味」「甘味」「酸味」「塩味」を自分の好みに合わせて調整するのが習慣だそうです。
辛くすると美味しいのですが、汗をかきかき食べています。私としては酸っぱいのもいいかなあと思います。焼きそばにお酢をかけてたべたりもします。
さて、「ガパオライス」を日本語で言うと、「バジル炒めご飯」だそうです。「ガパオ」はハーブの名前だそうです。シソ科メボウキ属の植物で、「ホーリーバジル」というバジルの一種だそうです。日本ではなかなかこの「ホーリーバジル」が手に入らないそうです。そこで、「スイートバジル」を使うのが一般的だそうで合う。今回のレシピも鶏肉を使っていますが、本場のタイでは、鶏肉だけでなく、豚肉や魚介類、そしてキノコなど、様々な食材を使って作られるようです。材料を炒めて、オイスターソースやナンプラーなどで味付けをしたものを、ご飯にかける料理です。
今回は、そのタイ料理に日本のお菓子、柿の種とかっぱえびせんが加わります。どうなるでしょうか?作ってみて下さいね。
「ガパオライス風チャーハン」
1人分:エネルギー 約550kcal たんぱく質 20g 食物繊維 2.5g
<ガパオライス風チャーハン(2人分)材料>
ご飯 280g
★玉ねぎ(みじん切り)小1/4個
★人参(みじん切り) 5cm位
★鶏ひき肉 50g
★サラダ油 大さじ1
★しょうゆ 大さじ1
★スイートチリソース 大さじ2
★塩胡椒 適宜
◇柿の種 小袋1袋
◇かっぱえびせん 10g
ベビーリーフ
トマト
目玉焼き
<作り方>
- ①★を炒めご飯を加えてさらに炒める
- ②柿の種のおかきとかっぱえびせんを砕いて①に混ぜる。
- ③柿の種のピーナツを砕き上にのせる
- ④皿に盛り、ベビーリーフ、トマト、目玉焼きを添える。
*ナンプラーなどを使うとさらにエスニックになります。
辛みはお好みでラー油を加えても。
国の進めてきた医療政策の失策を医療機関の責任にすりかえるな!

今、新型コロナウイルスの感染拡大の第3波のなか、メディアからは「医療崩壊」や「医療破壊」などの言葉が飛び交うようになってきました。このようななか、報道などでは民間病院の新型コロナウイルス感染者の受け入れ率の低さが取り上げられています。そして、そのことに対しての批判的な論調が強まってきています。
民間病院の新型コロナウイルス感染者の受け入れ率が低い原因が本当に新型コロナウイルス感染者を受け入れることで、民間病院の経営が悪化するなどの経営的な面だけでこのようなことが起こっているのでしょうか?民間病院の単に受け入れたくないといったわがままによるものなのでしょうか?そうではありません。これまで国が進めてきた病院の機能再編など、医療提供体制の政策によって、民間病院が新型コロナウイルス患者を受け入れることが出来ない状態にしてしまったことによります。このことが全く検証されていません。
この間の国が進めてきた病院の機能再編によって、多くの民間病院や、過疎地域の公立病院は、その病床の多くを回復期や療養型に転換させられてきました。また、今もなお新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見通せない中、病床の数が危機的な状況の中にあるにもかかわらず、国は公立・公的病院の削減、統廃合の方針を推し進めています。本来公的病院の担う役割は感染症対策等、民間の医療機関では担うことが出来ないものを責任をもって行うことが求められていました。そのために私たちは税金を払ってきました。本来はこういった感染症拡大が起きた時にこそ力を発揮するのが公的医療機関です。国は、経営面の事だけを考え、今回のような感染症に対応する機能を削減してきてしまいました。
この背景には、感染症の時代は終わり、高齢者の介護、終末の対応、生活習慣病の管理が上手くいっていない長期療養型の入院、そういった部分への医療資源の配分転換が「選択と集中」の形で推し進められてきたことにもよります。
この国が進めてきた機能分化は、診療報酬にリンクした施設基準と人員基準によって医療機関の中身を後戻りできないような形で変えてきてしまっています。一旦療養型を選択した医療機関が、新型コロナウイルス感染者に直ぐに対応しろといわれても、簡単にわか「わかりました。」と、おいそれと元の急性期対応に戻れるようなものではありません。
多くの病院では、人員や施設の関係で本来行いたかった急性期の医療を止む終えず、泣く泣くあきらめ、やむを得ず療養型を選んだという経緯もあります。私たちは、そう姿を地域で多く見てきました。
こういった国が進めてきた医療政策。このことに対しては何も反省の姿勢を見せず、また、新型コロナウイルス感染拡大を経験しているにも関わらず、何の検証もなく、反省もなく、コロナ以前の医療政策を漫然と進めている。こういったことになんら目を向けず、今の病床の逼迫している原因が、悪いのは自分たち国ではなく、新型コロナウイルス感染者の受け入れを拒む民間病院にあると言わんばかりの姿勢に怒りを感じます。
こういったことに対してマスコミやメディアも目を向け、国民に正しい情報を発信していかなければならないと思います。そのために私たち医療にかかわるものは、現場の声をしっかりあげ、これまで進めれれてきた医療政策を一端止まらせ、国民の命を守る医療制度へと転換させていかなければならないと思います。
「えび餃子?」のレシピを紹介します。

2月のレシピは「お菓子なご飯」をテーマにレシピを紹介しています。
第一弾は「うまい棒でお好み焼き」で、うまい棒を使ってお好み焼きを作るといった斬新なレシピでした。今回は「えび餃子?」のレシピを紹介します。
餃子は時々無性に食べたくなりますよね。私は後は春巻きやカレーも食べたくなります。後は小さい時からマカロニグラタンが好きで、自宅に近くに「カリカリ海老グラタン」というメニューをでしていたお店がありました。行く度に「カリカリ海老グラタン」を頼んでいたら、お店の方が「今日はグラタンたべないんですか?」と言われるぐらいでした。そのお店には、「ミニ牛すじカレー」もあって、飲んだ後の〆に食べていました。無性に食べたくなるもの二つのメニューがあったお店でした。残念ながら、閉店になってしまいました。直ぐに行ける、私の無性に食べたくなるメニューのあるお店が出来て欲しい!と切に願います。
さて、今日紹介する「えび餃子?」の「?」ですが、今回のお菓子は「かっぱえびせん」です。餃子のあんの中に「かっぱえびせん」?どんな感じの餃子になるのか?ビールのつまみにはもってこいかもしれません。
ではそろそろレシピを紹介しますね!
「えび餃子?」
1人分 エネルギー 約150kcal
たんぱく質 7g 食物繊維 1g
<材料>
えび餃子?(2人前)
ポールウインナー(みじん切り)1本
はんぺん(みじん切り) 1/3枚
きゃべつ(みじん切り) 30g
かっぱえびせん 15g
しょうが(チューブ) 1cm
ごま油 少々
餃子の皮 10枚
ポン酢・ラー油
<作り方>
- ①かっぱえびせんを砕く。
- ②全ての材料を混ぜる。
- ③餃子の皮で包み、フライパンで焼く
- ④お好みでポン酢やラー油をつける
<水餃子風>
「うまい棒でお好み焼き」のレシピを紹介します。

R3年1月も、もう半分過ぎました。
京都にも二度目の緊急事態宣言がでました。まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大の収束は見えてきません。
この現状だと、「医療崩壊」、「医療破壊」などという言葉が現実味をおびてしまいかねません。そのようなことにならないように、私たち一人一人がしっかり感染対策をしていかなければなりません。
一人一人の命を新型コロナウイルスから守ること、そして、一人一人の生活の糧を守ること。この二つを両立させることはとても難しいところです。でも、いずれも私たちは守っていかなければなりません。そのことを実現させるために、科学的に現状を把握して、しなければならないことをしっかり行っていく。そして様々な専門家の意見をしっかり聞いていくことが大事ではないかと思います。
皆さん一緒に頑張りましょうね!
さて、2月のレシピを紹介したいと思います。
2月のレシピのテーマは「お菓子なご飯」がテーマです。おそらく管理栄養士さんは「お菓子な」と「可笑しな」をかけてられるのだと思います。
今回の2月のレシピを送っていただいたときの管理栄養士さんからのコメントを紹介したいと思います。
「さて、今回はお菓子を使った料理を作ってみました。自粛で心まで疲れてしまわないように、ちょっと遊んでみるのもよいかと思います。どれか1つを普段の食事にこっそり忍ばせてみたりリモート飲み会のお供に作ってみるのはいかがでしょう。
感染症を防ぐには食べることも大切です。バランスよく食べることで健康なからだを整えることができます。食べること・作ることが億劫になってしまいそうなときに楽しんで作っていただけたら嬉しいです。」
新型コロナウイルに対抗するには、バランスよい食事を美味しく、そして楽しく食べることも大切だと思います。皆さんも作ってみて下さいね。
では、レシピを紹介したいと思います。
まず第一弾は、「お菓子なご飯」の一番手、「うまい棒でお好み焼き」のレシピを紹介します。「なになに?うまい棒でお好み焼きが出来るの?」と思いますが、作ってみて下さいね!
「うまい棒でお好み焼き」
1枚 エネルギー 約300kcal
たんぱく質 10g 食物繊維 1.3g
うまい棒でお好み焼き(1枚)
材料
うまい棒 3本
きゃべつ(千切り) 50g
卵 1個
サラダ油
ソース・マヨネーズ 適宜
かつお節・青のり
<作り方>
- ①うまい棒を砕く。
- ②①ときゃべつ・卵を混ぜる。
- ③サラダ油をしいて②を両面焼く。
- ④皿に盛り、ソースなどをかける。
*いろいろな味で試してください。
2020年、渡邉医院の手術統計とその傾向

2021年、仕事はじめから1週間が経とうとしています。
年明けから新型コロナウイルスの感染拡大が進み、東京都を始め、1都3県に対して緊急事態宣言が出ました。京都も大阪、兵庫と一緒に緊急事態宣言発出の要請を国に対して出しました。連休明けにも宣言が出るのではないかと思います。
これまでの経験を生かして、各医療機関も感染対策にはしっかりと力を入れて取り組んでいます。体調が悪い時や、持病を持っている患者さんは、緊急事態宣言下でもしっかり医療機関を受診して下さいね。しっかり病気を治したり、定期の受診で健康を維持することも、新型コロナウイルス感染に対しての大事な対策の一つだと思います。
さて、2020年、1年が終わりました。去年1年間の手術統計と手術の傾向をお話したいと思います。
手術総件数
去年は、内痔核など基本的な肛門疾患に対しての手術件数は748件でした。男性は389件(52.0%)、女性は359件(48.0%)と男女比はあまりありませんでした。この傾向は例年通りです。
疾患別手術件数と男女差
疾患別の手術件数を男女でみてみると、
男性では、内痔核174件(44.7%)、痔瘻74件(19.0%)、裂肛24件(6.2%)、血栓性外痔核7件(1.8%)、肛門周囲膿瘍96件(24.7%)、皮垂(スキンタグ)13件(3.3%)、直腸脱1件(0.3%)でした。
女性は、内痔核149件(41.5%)、痔瘻11件(3.1%)、裂肛39件(10.9%)、血栓性外痔核15件(4.1%)、肛門周囲膿瘍19件(5.3%)、皮垂(スキンタグ)110件(30.6%)、直腸脱16件(4.5%)でした。
内痔核は男女ともほぼ同じ割合でした。痔瘻と肛門周囲膿瘍はやはり男性に多く、男性が痔瘻74件(19.0%)に対して女性は11件(3.1% )肛門周囲膿瘍も男性96件(24.7%)に対して女性19件(5.3%)でした。
裂肛に関しては、男性24件(6.2%)、女性39件(10.9%)で女性にやや多い傾向がありました。
男女差に大きな違いが出たのが皮垂(スキンタグ)です。男性が13件(10.6%)に対して女性が110件(30.6%)と女性に多い傾向があります。
また直腸脱の手術そのものが少ないのですが、男性では1件(0.3%)に対して女性は16件(4.5%)でした。やはり直腸脱は高齢者の女性に多くみられます。
血栓性外痔核に対しては、基本的にほとんどが保存的に治療しています。手術になった患者さんは血栓が大きかったり、痛みが強い患者さんに対して血栓摘出術を行っています。男性は7件(1.8%)、女性が15件(4.1%)でやや女性に多くみられました。妊娠中に血栓ができて痛みが強い患者さんに対して血栓摘出術を行うことも数件ありました。
次に、疾患別にみてみたいと思います。
内痔核
内痔核に対しての手術は痔核根治術、ジオンによる四段階注射法による痔核硬化療法(ALTA療法)、輪ゴム結紮法があります。
男性では、総数174件中、痔核根治術49件(28.1%)、ALTA療法111件(63.8%)、輪ゴム結紮法(14件(8.1%)であるのに対して女性では、総数149件中、痔核根治術100件(67.1%)、ALTA療法27件(18.1%)輪ゴム結紮法22件(14.8%)という結果でした。
この傾向も例年通りで、痔核根治術は女性に多く、ALTA療法は男性に多い傾向にあります。また輪ゴム結紮法も女性に多い傾向にあります。これはやはり男性と女性の内痔核の性状の違いにあります。男性では静脈瘤型の内痔核が多く、ALTA療法の適応になる内痔核が多く、女性の場合は皮垂(スキンタグ)を伴った内痔核や肛門上皮部分の主張が多い内痔核、そして輪ゴム結紮が多いのは粘膜脱型の内痔核が多い傾向があるためだと思います。
痔瘻
痔瘻に関しては、男性75件(87.1%)、女性11件(12.9%)と男性に多く認めました。
裂肛・皮垂(スキンタグ)・直腸脱
裂肛は男性が24件(38.1%)に対して女性39件(61.9%)、皮垂(スキンタグ)は男性13件(10.6%)に対して女性110件(89.4%)と圧倒的に女性に多かったです。また直腸脱は手術件数そのものが少ないですが、男性1件(5.9%)に対して、女性16件(94.1%)と女性に多く、高齢者の女性に多かったです。このように裂肛、皮垂、直腸脱は女性に多かったです。
2020年も手術の傾向は例年通りでしたが、皮垂の切除件数が増えてきている傾向があります。やはり、肛門に何かできていることが、痛みや出血が無くても気になるのでしょう。
2020年の手術統計と傾向についてお話しました。何かお役にたてばと思います。
「ミヤコが京都にやって来た!」脚本家 今井雅子さんに聞く。

私が医療指導したドラマ「ミヤコが京都やって来た!」が今度の日曜日1月10日から放映されます。時間帯が少し遅く、ABCテレビで毎週日曜日夜11:55~12:25です。
『京都の「町医者」ドラマが始動 脚本家 今井雅子さんにきく。」ということで京都府保険医協会が今回のドラマ「ミヤコが京都にやって来た!」の脚本を書かれた今井雅子さんにドラマの背景や見どころなどを聞いた記事を転載したいと思います。
内容を見てみると、私と少し重なるところもあります。
渡邉医院も私の祖父が開業して私で3代目。親から子、そして孫へと受け継がれてきた診療所です。しかも肛門科といった専門領域だけでの開業です。3代にわたっての経験が、今、日々の診療に活かされています。
また、私も父が病気で倒れ、急遽、東京から京都に帰ってきたというのも、佐々木蔵之介が演じる主人公「空吉」に似たところがあります。このような経緯も私に声がかかった理由かなあと思います。
では今井雅子さんの想いを紹介します。
この内容は、京都保険医新聞、2021年(令和3年)1月10日号、第3089に掲載された記事から転載しています。
ー今回のドラマが生まれた背景などをお聞かせ下さい。
「佐々木蔵之介さんが町医者のドラマを作りたい」ということで脚本のオファーを受けました。
京都の町を見せられるよう、自転車で往診するというスタイルもできていました。そこからキャラクターを肉付けし、エピソードを膨らませていった形です。長らく会っていなかった娘が転がり込んで来て、一緒に暮らしながら、娘が父親と京都を知っていく流れにしました。
娘から見て「医者らしくない、儲かってなさそうな医者」にしたいと思い、患者さんの頼みをどんどん引き受けて、便利屋のようになっている町医者になりました。
ー「町医者」のイメージは?
わたしが生まれる前に亡くなった母方の祖父が町医者でした。また、夫の父方の祖父も町医者で、実家には開業していた頃の名残があり、町医者という職業には親しみを抱いています。
「町医者」の言葉通り、地域に根を下ろし、親から子、さらには孫まで何代にもわたって患者さんと付き合いが続いているお医者さんというイメージがあります。
ー主人公の町医者に込めた思いをお聞かせ下さい。
主人公・空吉(くうきち)の名前は貧しい人々に念仏を唱えて回ったという空也上人から「空」のひと文字をもらいました。「空」は「くう」とも「から」とも「そら」とも読めます。
娘と会えなかった12年間の空白を少しずつ埋めていくなかで、最初は便利屋のように見えていた父が、「病ではなく人を診る医者」なのだと娘が気づき、見直していきます。
空吉もまた、日々の診療の中で、町医者だった亡き父の想い、志への理解を深めていきます。
日頃から患者さんの暮らしに寄り添っているからこそ、病気にも早く気づけるし、急病のときにも頼られる。患者とじっくり向き合えるのは、自分で往診のペースを作れる町医者だからできることかもしれません。
最近、患者の顔よりパソコン画面ばかり見ているお医者さんが多いなとさみしく感じているので、空吉のようなお医者さんがいたらという想いを込めました。
ー今回のドラマで一番感じてほしいところは?
京都は学生時代を過ごした町でですが、「京都の時間」が流れていると思います。それは、町の真ん中を流れる鴨川の存在が大きいと感じています。
空吉とミヤコ(京)に通じるのは、東京から京都に逃げてきたこと。そんな二人を見守る登場人物の一人のようなつもりで鴨川の描きました。京都の懐の深さを秋の鴨川の景色とともに感じてもらえたらうれしいっです。
寒い冬場の脱水と便秘

新年を迎え私たちにまず襲い掛かったのが新型コロナウイルスの感染のさらなる拡大です。1月7日には東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県に対して緊急事態宣言が出されようとしています。
このような中、私たちは、日常の手洗い、うがい、マスク着用等、これまでの感染対策をさらに強めなければなりません。
飲食店などが感染拡大を進めているような風潮になっていますが、飲食店に行ったら感染するわけではありません。多数の人たちが密になり、飛沫などが飛ぶことで感染が起きます。そこのところを私たちはしっかり認識しておかないと、非科学的な誹謗中傷や差別を生んでしまうことになります。
今、このような状況の中、私たちの本質、生き方が問われています。私たちが戦うのは新型コロナウイルスです。そのことをもう一度心に刻み、皆で感染対策そして感染拡大の収束に取り組んでいきましょう。
さて、話は少し変わりますが、患者さんの中に、「冬になって寒くなると便が出にくくなる。」という方がいます。寒いからあまり動かなくなるから便秘になる?それも一つの原因にはなると思います。でも一番は、冬になり寒くなることで私たちは脱水になりやすいということです。水分が足らなくなることで便が硬くなり、便秘になってしまいます。
脱水というと、熱中症など夏のイメージが強く、「冬に脱水?」と思う方も多いと思います。でも実際は夏と同じように寒い冬場にも脱水になることがあります。
ではどうして冬の寒い時期に、夏の様に暑くて汗をかくこともない冬場に脱水になるかをお話します。
冬の寒い時期に脱水になる、まず一つ目の理由は、寒い冬場は空気が乾燥していることが挙げられます。
また、昔の家と違って、今の住宅は気密性がとても高いです。こういった気密性が高い住宅の中でエアコンやストーブなどの暖房機器を使うことによって、室内の湿度がさらに下がっていきます。ふすまや畳は湿度を調整してくれる役割があるそうです。こういったものの使用頻度も減っていることも室内の湿度を下げる原因になっているとのことです。
乾燥した環境の中に私たちがいると、皮膚や粘膜、そして呼吸などで、自分が感じることなく、いつの間にか体の外に水分が出ていってしまいます。なつは、汗を書いたりして水分が出ていってしまうのを実感することが出来ます。でも寒い冬の場合は、こういった自分の知らないうちにいつの間にか水分が体の外に出ていってしまいます。このことを「不感蒸泄」といいます。このように寒い冬場は夏と違い自分が意識することなく体の外に水分が出ていき、知らないうちに脱水になってしまうことがあります。
もう一つ、脱水になってしまう原因は、夏と違って寒い冬場は水分の摂取量が減ってしまうことがあります。夏の様に熱く、汗をかくと必然的に喉も乾きます。また熱中症の予防のために、喉が渇く前に水分を釣るなど、脱水に対しての私たちの意識も違います。
これに対して寒い冬場では、体感温度が低い場合、喉が渇いたことを感じにくくなり、水分が十分に摂取されないことも要因になります。
このように、寒い冬場は外気の乾燥に加え、室内の暖房による湿度の低下による不感蒸泄の増加。そして夏と違い十分な水分摂取が出来ていないことが原因で脱水になります。
このことが便秘にも影響してきます。
やはり摂取する水分量が少なくなることで便に行く水分も減ります。このことで便が硬くなり便秘になってしまいます。
やはり、夏と同じように十分な水分の摂取が大切です。また、室内で暖房器具を使う時など、一緒に加湿器を使い室内の湿度を下げない工夫も必要だと思います。