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2020.06.10

一回の診察で診断がつかないことがあります。

 以前、「後医は名医」というブログをアップしたことがあります。
 いろんな医療機関を受診しても原因や病名が分からず何件か医療機関を受診して、最後に原因や病名が分かって治療へと進むことがあります。
 こんな場合、一番最後に受診した医療機関が「名医」で、それまでの医療機関の診断能力が低かったかの様に見えますが、決してそんなことは有りません。病気は徐々に進んでいきます。最初は患者さんの症状は有るものの、その症状に一致する所見がはっきりしないことがあります。段々病状が進むにつれて、その病気の持つ所見がはっきりしてくることがあります。
 ですから、最初は診断がつかなくても、時間が経つにつれて、病気の原因や所見がしっかりと明らかになり、診断がつく様になっていきます。
 そうすると、最初に受診した医師が時間の経過とともに患者さんをしっかり診察していくことで、必ず病気やその原因が診断できるのだと私は思っています。これが「後医は名医」ということです。

 患者さんにとっては、一回の診察で今ある症状の原因や病期を診断してもらって、直ぐに治療へと進めていってほしいという思いは凄くよくわかります。
 何回も何回も診察を受けに行って、そのたびに原因や病気が分からない。「症状があるのにどうしてわからないんだ。」という不安や苛立ちは有ると思います。でも、とても不安で心配かと思いますが、初めての診察で診断がつかないことがあるということも理解していただければと思います。

 ではこういった場合どうしたらいいかです。
 一つは症状が良くならなかったり、場合によっては症状が強くなってくる場合は、面倒ですが何回も何回も同じ医師に診てもらい、今ある自分の症状をしっかり伝えるということが大切だと思います。医師も、患者さんの症状の原因は何だろうと、これまでの経験を活かし、色々頭を巡らし、判断していきます。
 1回目の診察ではわからなかったことが2回目、3回目の診察で明らかになることがあります。
 もう一つは、別の専門医の診察を受けてみるということです。違った医師の目で診察することで、原因や病名が分かることがあります。また時間の経過で病気の所見がしっかり出てくることがあります。そんな時は最初に診察を受けた医師を責めないでくださいね。
 もう一つ医師側ですが、患者さんが訴える症状がある以上、どこかにその原因となるところがあって、病気が隠れているということです。しっかりと自分のこれまでの経験を生かして、画像診断にたよることなく、視診、触診などを駆使して、診断を進めていく必要があります。また一回で診断できないことがあるということを自分自身も自覚して、患者さんにそのことを説明して、経過とともにどのような所見が出てくるかを診ていく必要があります。
 よく「様子を見ましょう。」と言います。この「様子を見ましょう。」はそのままほったらかしにして、具合が悪くなったらまた診せて下さいではありません。患者さんに症状があって、しかも原因や病気が分からなければ、今後どのように病状が変わっていくか、経時的にしっかりとフォローしていくことが必要で、このことを「様子を見ましょう。」ということだと思います。

 具合の悪い症状がある場合は、本当にしつこいぐらい医師にその症状を訴え、症状の変化を伝えていくことが大事です。また、医師も患者さんの訴えをしっかり聞き、その変化をしっかり診て、原因や病気の診断につなげていかなければならないと思います。

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