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2021.04.18

歩いているとき思うこと。

 最近、朝は認知症の母のところに行ってから仕事に行っているので車での通勤が多くなっています。ショートステイで朝、母のところに行かなくてもいい日は地下鉄と徒歩の通勤を吸いることもあります。ですからあまり歩くこともなくなり、ちょっと運動不足だなあと反省しているところです。

 昨日今日は少し肌寒いですが、これからは気候のいい季節になります。風薫る季節。木々たちの眩しいばかりに光輝く新緑を感じ、心地よい風を感じて歩くのもいいと思います。日々のストレスも発散できると思います。

 地下鉄・徒歩の通勤をしているときは、この時間が私にとってはとても有意義な時間でした。車での通勤ですと、あまり空を見たり、周りの自然を見ることがあまりありません。たまに空を見上げ、流れる雲を見ると、「久しぶりに空を見たなあ。」と感じます。そんな時ついつい写真を撮ってしまいます。

 以前、地下鉄と徒歩で診療所まで通勤していた頃は、地下鉄の駅から診療所までは約15分程度で、なかなか良い運動でした。寒い日も、診療所につく頃は、体がポカポカしてきます。運動不足の解消と思って歩いていましたが、しばらく歩くようになると、1日歩かないだけで、なにか物足りないような、気持ちが悪く感じるようになってしまいました。習慣というものは不思議なものです。今では、楽な車での通勤へと、ちょっと気持ちが甘えてしまっています。そろそろ歩かなければと思います。

 さて、この片道約15分の時間が私にとって今はとても大切な時間となっていました。歩くということは脳に刺激を与えるのか、いろんなことが頭のなかに次から次へと浮かんできます。

 以前大学病院にいたとき、担当の患者さんの手術を執刀するときには、いつも先輩から「お前今日の手術までに、何回頭の中で手術をしてきた?」と聞かれていました。消毒から始まって、皮膚の切開、患部に到達するまでの組織をどう剥離していくか、そして患部の切除、切除後の再建、最後に縫合して傷を閉鎖するまでのイメージを何回も頭のなかで思い描いて手術に望んでいました。

 この診療所まで歩いている15分間に、その日の手術のイメージを頭に描きながら右手はハサミで組織を剥離している感覚を感じながら歩いています。

 もう一つこの歩いているときに、以前救命救急センターに勤務していたときに救命できなかった患者さんのことが急に頭に蘇ってきます。もう、京都に帰ってきて26年ほどたってもです。今は、日常の診療のなかで、気になる患者さんのことや、予定通りに治っていかなかった患者さんのことなどが急に思い浮かんできます。
 診療所からの帰り道は、その日の患者さんのことで、気になる患者さんのことが頭の中をぐるぐる駆け巡ります。どうしてあげたらよかったのか、どうしてあげたらいいのかなど考えることがよくあります。
 このように、大抵の場合、うまくいったことはあまり頭に浮かんできません。悔しい思いやつらい思いをしたことばかりが浮かんできます。きっと私だけでなく、医療に係っておられる方は皆同じ経験をされているのではないでしょうか。

 そんな気持ちを癒してくれるのが、やはり、元気になって治っていかれる患者さんたちの笑顔だと思います。その笑顔に医療に従事している人は皆さん救われるのだと思います。

 いつもいつもこんなことを考えながら歩いているわけではありません。すがすがしい朝は鼻歌交じりで、気持ち浮き浮きしながら歩くこともあります。でも突然「あ~っ」とか「う~ん」とか声をあげているところを目撃されても変な目でみないで下さいね。よろしくお願いいたします。

 

 

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