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2021.06.18

ワクチン接種が加速する中、危惧すること。

 6月ももう半分が過ぎました。京都も緊急事態宣言も620日で解除になります。その後も京都市内は蔓延防止等重要措置の実施が711日までの実施が決定されました。京都も新型コロナウイルス感染者は減少していますが、今後も十分な感染対策をしていかなければなりません。

 ワクチン接種も個別接種を行っている医療機関の医師や、集団接種会場に出務している医師の方々の努力で、65歳以上の高齢者への接種は順調に進んでいると、京都市から報告を受けました。

 集団接種に出務する医師の中には、自院では一人で診療を行っているため、ワクチン接種後に副反応が起こった時に対応が難しいと考える医師や、通常の診療ではワクチン接種を行わない診療科の医師が、「何か自分たちにもできることはないか。」と考え、自分のできることを考え探し、集団接種にも積極的に出務をして下さっています。私は西陣地区の集団接種の医師や看護師の出務のシフトを作っていますが、そんな医師の思いをしっかり受け止めて、シフトを作っていきたいと思っています。

 さて、今後、64歳以下の基礎疾患を有する方からのワクチン接種が始まり、京都市では以下のような日程でワクチンの接種券が送付されていきます。

64歳~60歳:626日(土曜日)から
59歳~50歳:629日(火曜日)から
49歳~40歳:75日(月曜日)から
39歳~30歳:78日(木曜日)から
29歳~16歳:712日(月曜日)から
15歳~12歳:未定

また、新たに設置する集団接種会場も以下のように決まりました。

・みやこめっせ:平日開設予定
・国立京都国際会議場:(土日開設予定)
・京都看護大学:(土日開設予定)

 京都市によると、みやこめっせ、京都看護大学は保育士等・教職員・介護サービス事業者等の接種会場としても活用するとのことです。

 また、新たに職域接種も始まっています。どんどんワクチン接種が加速されていきます。
 ただ、こうしたワクチン接種が進むにつれて、やはり心配なことも出てきます。それは、ワクチン接種がどんどん進むことで、本来はワクチン接種は任意で、一人一人の意思でワクチンを接種するか、しないかを決めることができます。でも、今の状況を見ると、ワクチン接種が「義務化」されているかのような印象を受けます。

 特に職域接種が進められると、ますますワクチン接種を受けたくないと意思表示をすることが難しくなるのではないかと心配します。

 ワクチン接種はやはり任意の接種です。ワクチンを接種したくないという方々の意思を尊重して、ワクチンを受ける方と受けない方との間の分断、受けない人への誹謗中傷、「ワクチンハラスメント」にならないように、国や自治体はしっかりリスクコミュニケーションを行ってほしいと思います。
 また職域接種を実施する企業や大学等は、ワクチン接種を受けない人に対しての差別や、不合理待遇などを行わないようにしてほしいと思います。
 ワクチン接種を受ける人、受けない人のそれぞれの権利をしっかり守っていってほしいと思います。

 

 

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