内痔核と肛門管内外痔核と肛門管外外痔核について
3クール目始まりました。
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。今は、一旦退院して今週の月曜日(11月27日)から3クール目の抗がん剤による化学療法のために入院しています。
今年に入ってからの入院は。腰部から臀部にかけての激しい痛みや、肺炎等症状の悪化に対しての治療や悪化した原因は何なのかを調べることもあったため、どうしても入院が1か月を超える長いものになってしまっていました。
今回は、治療目的だけの入院なので約2週間の入院となります。
その後の治療は未定です。
まだまだ現在、両下肢の痺れ、痺れによるピリピリした痛み。そしてまだまだ両下肢とも動かない状況です。リハビリはしていますが、これの回復もまだまだ先になると思います。
ただ、8月からほとんど診察をしていません。自宅にいるよりは、病院に入院している方が長いと思います。できればそろそろ少しでもいいので診察がしたいと思っています。
患者さんとお話をして、患者さんと一緒に治していく。この繋がりが、とても楽しく、幸せを感じます。
そういったことを感じていられるのが生きてるってことだと思います。もうしばらく、そういったことを感じていたいです。
主治医の先生と相談して、診察の再開の時期も決めていきたいなあと思います。
一旦退院して、3クール目に備えます!
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今回の入院で化学療法を2クール終りました。一旦明日退院して、今度は11月27日に再入院します。そして3クール目を行うことになりました。
今回も腰の痛みなどいろんな症状が出ました。に来るの化学療法を終えて症状は随分良くなってきました。完璧ではありません。ただ治療をして症状が良くなっていくと言う事はやはり今年に入って3月から何度も入退院をしてきました。この原因が悪性リンパ腫の再発だったと言う結果にもなりました。MRIや髄液検査、血液検査等で再発の所見はありませんでしたが、やはりどこかにくすぶっていた悪性リンパ腫が悪さをしたのだと考えられます。
今回も10月12日から入院をして、明日11月19日、長い入院になりました。入院中両下肢のしびれが出現し、当初は、両足とも全く動かすことが出来ませんでした。トイレにも行けず、ポータブルトイレと紙パンツで過ごし、やっと病室の中のトイレまで杖などを使いながら行くことができるようになりました。まだまだ全然歩くことができません。
介護保険に申請して、介護用のベッド、手すり、車椅子などを借りることができました。一旦家に帰るのですが、家での生活が少し不安です。しっかりリハビリをして杖をついて歩けるようにまではなりたいと思います。
今回、1番辛いのが、両足のしびれとそれによってほとんど動かすことができないことです。少しでもしびれが取れて足が動くようになってほしいです。まだ両手がちゃんと動きます。パソコンやタブレットでキーボードもちゃんと打つことができます。タブレットで絵を書くこともできます。この両手だけはこのままの状態でいて欲しいです。しびれたり動かなくなったりしないでほしい。それを願うばかりです。
もうしばらく渡邉医院は休診します。12月の半ばごろから再開できればいいなと思っています。ただどれだけの診察ができるかは心配です。しっかりと診察ができるといいなと思っています。
保険証は、私たちの誇り!
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
現在、くすぶっていた悪性リンパ腫の治療のために入院しています。なかなか腰から臀部にかけての痛みがすっきり取れずやはり、夜から夜中朝方に痛みが来ます。渡邉医院で手術したあかねさんにも人間痛みを感じる時間帯があり、夜夜中朝方に痛みを感じますとお伝えして痛いときにはしっかりと痛み止めを飲むようにとお話ししています。病気は違いますが、やはり痛みは夜夜中朝方にくるんですね。実感しています
また、術後の痛みに関しても、術後1週間から10日を過ぎるとすっと痛みが楽になりますとお話ししています。1回目の化学療法が先週の金曜日1週間過ぎてきました。そろそろしっかり効果が出てくれたらいいなと思います。今週の金曜日に2クール目の化学療法を行います。この2回でしっかりと効いて、症状が良くなってくれたらいいなと思います。期待してます。
さて、こうして私がしっかりと診察してもらい、治療を受け、病気を治していくことができるのは、やはり皆さん、国民の皆さんが保険料を払って見ず知らない人の命や健康、そして生活を守るために、社会保障を重視するために払っている保険料によって私も救われています。いつどんな時に病気になったりするか分かりません。そんな時に安心して以上受けられるそういった制度が国民皆保険制度です。そして皆さんが払ってくださっている。その証として、保険証が発行されます。言ってみれば、私たち一人一人が見ず知らずの人たちのために払い、この国に住むすべての人達が安心して生活して病気になったときには、健康保険を使い治療し治すことができるその証が保険証です。とても大切な私たち国民みんなの思いが詰まっている証明書です。私たちの誇りです。そういった意味合いのあるとても大切な保険証を今国は廃止しようとしています。絶対に許す事はできません。私たちはこの大切な保険証を守るためにさらに取り組みを強めていかなければならないと思います。
今、少し体調の良い時にタブレットで笑を書いています。夕焼けと自転車、犬の絵、そして今は子猫の絵など少しずつ書いています。日中は2回ほど歩いてリハビリをしています。結構今回はちょっと辛い治療になっていますが頑張りたいと思います。もうしばらくお待ち下さい。.」
大量メソトレキセート療法を行いました。
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今回の入院、なかなか難渋しています。強い症状があるのですが、その原因が分かりません。今年の3月から入退院を繰り返していますが、悪性リンパ腫の再発かどうかもはっきり分からない状況で治療を進めています。今回もそうです。腰部から臀部にかけての強い痛みや両下肢のしびれ。また顔の全体、特に右側のしびれなどいろんな神経症状が出ています。ただその原因が分かりません。これまでは腰部から臀部にかけての痛みに関しては髄注による対症療法を行ってきましたが、症状は繰り返すばかりです。
痛みに対しての緩和医療をを始めましたか、まだまだうまくコントロールできていません。同じことを繰り返していても仕方がないということで、主治医の先生と相談して、本来ならば、原因がわかって、その原因に対しての治療と言う順番で進むことが順番です。ただ今年の3月からいろんな検査をしていますが、原因が分かりません。やはりもう一度全身的に抗がん剤の投与をしてみてはどうかと言うことになりました。私もそれに対して賛成の意見です。いちど診断的治療になりますが、抗がん剤の全身投与、化学療法を行って見ることにしました。
今回の治療で症状が治るようでしたら、血液の検査や髄液の検査、造影の頭部MRI、腰部MRIなど検査ではわからなかったけども、悪性リンパ腫がくすぶっていたと言うことになります。
今回は、大量メソトレキセートによる化学療法です。メソトレキセートの排泄を促さなければならないので、輸液の量も多くなります。ですから中心静脈カテーテルを挿入しました。また雪の量が多くなるので、尿量も増えてトイレに行く回数が増えます。両方の下肢がしびれていて動かないので、トイレに行くのが大変なので、尿道カテーテルも挿入してもらいました。準備万端整えて、今日、大量メソトレキセートによる化学療法を無事終了しました。激しい副作用もなくよかったです。今回の治療で、症状が取れ良くなってほしいなぁと思います。
すぐには良くならないと思いますが、今後副作用が出てこないか、症状が取れてくるかゆっくり見ていきたいと思います。
肛門科医として
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今週末はすごく冷え込むようですね。風邪などひかずに元気に楽しい週末をお過ごし下さい。
さて、肛門科医としては、やはりしっかり手術ができるということが大前提ですが、でも1番大事なところは手術をした後の経過をどのように患者さんにとって、具合よく診ていくかなと思います。
その一つが手術後の痛みであったり、手術後具合よくすっきり、気持ちよく便が出るようにしてあげるか。また出血の心配をどのように取り除いてあげるか。このように手術後のフォローがとても大事になってくると思います。
患者さんにとっては施術をするということが、やはり1番の重要な課題になると思いますが、でもやはり手術後ちゃんと便が出るだろうか、その時には痛みはどんな感じだろうか?やっぱり便をする時は出血するのかなあ?など思い切って手術をした後、やはり術後のいろんなことが心配になって行きます。こういった心配をすることなく順調に具合良く、術後の経過を過ごしてもらうことができる。そんなふうにうまくフォローできれば肛門科医としては満足することができると思います。
いくら手術がうまくいっても、術後全く便が出ない。便が出てもすっきりしない。いつも残った感じがする。常に便のことで悩んでいる。これではうまく治しているとは言えません。
また、術後の痛みが強く、それに対してのコントロールが具合良く言っていなければ、いずれ楽になるとは言っても、患者さんにとってはとても辛い期間となります。全く痛みを取り除きながら治していくと言う事は無理かもしれません。でもできるだけ術後の痛みを緩和するそういった方法をしっかりとっていくことが大切です。また痛みがいつまで続くのか、いつまで我慢すれば大丈夫なのかなど、具体的に患者さんに伝えることもとても大切なことだと思います。がんばらなければいけない期間がわからない。この事は、患者さんにとってはとてもとても辛いことだと思います。私自身、今入院して加療していますが、痛みの原因はわからない状況です。今は落ち着いているのですが、また何時何時痛みがぶり返してくるか、そしてその痛みはいつまで我慢すればいいのか、そのことがわからない状況にあります。やはりこの事はとても辛いです。
また出血に関しても同じです。ガーゼや綿花に血がついているが、この程度の出血はこのまま放っておいて大丈夫なのか?どんな出血が止血が必要なのか?出血はいつまで続くのか?など出血に関しても、様々な悩み心配事が患者さんにとってはあります。それを1つずつこの出血は大丈夫。こんなふうに出血したらすぐに連絡してほしい。いつ頃になったら出血が減ってくるのか?など具体的に患者さんに説明することが必要となります。
このように、肛門科医には、手術以外にしなければならないとても大切なことがたくさんあります。このことは1つでもかけてはなりません。どれか1つかけただけでそれは十分な手術を行ったと言うことにはなりません。手術をしっぱなしやりっぱなし。手術した後は何のフォローもしない。これでは肛門医ではありません。
手術だけではなく、手術後のフォロー、これをしっかりできるよう私たち肛門科医日々鍛錬していかなければなりません。このことを怠るようでは、肛門科医を名乗る資格はないと思います。
私も今後さらにいっそう頑張っていこうと思います。
保険証の廃止、撤回に向けて
保団連MM 第857号からの転記です。
保険証の廃止、撤回までもうひとがんばりです。
内容を紹介します。
「政府のマイナンバー情報総点検本部が対応する医療保険に係るマイナンバー紐づけの誤りの点検作業が11月末までに終了しないことが確実となりました。
10月10日大臣会見で、武見敬三厚労大臣は、7月末に終了した「保険者による総点検」で確認された紐づけ誤りとは別に紐づけ誤りが確認されたと報告。そのため医療保険者向け中間サーバーに存在する1億6000万件の登録済みデータ全体について住民基本台帳情報と突合してチェックしていると説明しました。
この登録済みデータ全体の突合作業は24年3月以降も続くことを示すスケジュールが9月7日の医療保険部会で確認されています。つまり、総点検本部が目標とした11月末までは間に合わないことが確定したことになります。
紐づけ誤りがないかを調べる突合作業が期日までに完了しない中で「国民の不安が払拭された」とは到底言えません。
岸田首相は8月4日の記者会見で「総点検で不安払拭のための措置が完了しない場合、更なる機関が必要と判断される場合は必要な対応を取る」と約束しました。政府は不安払拭というなら保険証廃止を撤回すべきです。」
またまた入院してしまいました。
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
ずいぶん季節も進み、涼しいというよりは寒い時もありますね。一気に冬に入って行くような感じですね、
さて、私はまたまた入院してしまいました。を先週の土曜日に退院したばかりなのに、1週間も辛いうちにまた入院。
今回は、持続する嘔気と頻回の嘔吐、そして腰部から臀部にかけての激しい痛みのため、水曜日の夜緊急入院しました。
ずいぶん体調は良くなってきました。火曜日の食べた分は全部吐いてしまい、水木金と三日間の絶食をしていました。今日の昼から少し食事をとってみようと思います。腰部から臀部にかけての激しい痛みは、金曜日に髄液検査をした際に、ステロイドと2種類の抗がん剤の髄注によって随分痛みは楽になりました。このまま痛みはおさまってくれたらいいなと思います。痛みのため三日間ほとんど眠れなかったのですが、昨日はぐっすり眠ることができました。よかった。
さて、今回のの持続する嘔気と頻回の嘔吐の原因は、痛みに対して使っていたオピオイド系の鎮痛剤トラマールの副作用だったようです。ロキソニンやカロナールでは全く痛みに効果はなく、オピオイド系のトラマールを礼服し始めたのですが、1日25ミリグラムの4回、計100ミリグラムではあまり効果がなく、200ミリグラムまで増量しました。これが原因での副作用だったようです。入院後はトラマールは内服せず、ようやくその影響が取れてきたようです。やはり薬は怖いものですね。いろんなことが起きる。薬を飲んで何か変わった症状があったら、やはりそのお薬を続けたらいいかどうか、再検討する必要がありますね。この副作用が出ている間、不思議な経験をしました。夢なのか現実なのかわからないのですが、何か意味のわからないことを頭の中で考えていました。これって妄想なのかなぁと思いました。この妄想が大きくなっていって、現実の世界と妄想の世界との区別ができなくなった時、厳格になって異常な行動を起こすのだろうなぁと思いました。やはりオピオイド系、麻薬系統のお薬は怖いですね。ただ、他にもこういった妄想や幻覚が出るお薬もあります。何かおかしな行動、異常な行動をした時、やはり今飲んでいるお薬の影響は無いのかどうかはしっかりと検討する必要がありますね。さて、この調子で食事も取れるようになり、ふらつきや痛みが楽になれば退院に向けて進んでいくんだろうなぁと思います。早くそうなってほしいなぁと思います。
先週退院してまた今週入院。本当に皆さんにはご迷惑をおかけします。もうしばらく待ってくださいね。よろしくお願いします。
臨床肛門病学会第5回WEBセミナーに参加して。
皆さんこんにちは。今日から10月になりました。
昨日の夜は、激しい雷雨。今日は雨が上がり、いよいよ明日からは秋を感じるよい季節になるでしょう。楽しみです。
さて、今日は私に取っては勉強の1日でした。午後14時から臨床肛門病学会主催の第5回WEB教育セミナーに参加しました。今回のテーマは「内外痔核の脱出、いわゆる脱肛の手術療法」についてでした。
ここで、「いわゆる脱肛」となっているのは、排便時に肛門上皮が外に出るようにして弁が出てきます。人間は具合良く脱肛することでスッキリ便が出ます。ただ、排便時に内痔核が肛門の外に出て肛門は脱肛したままの状態になっていることを「いわゆる脱肛」といっています。ですからこのようなテーマの題になったのだと思います。
今回はセミナーに参加して感じたこと思ったことを、少し箇条書きのように紹介していきます。専門的なこともあってイメージがつきにくいところもらやと思いますが、ご了承下さい。
まずは、今回のセミナーで一番伝えたかったことは、痔核根治術(以下LE)の一番大事なことは、どのようにデザインして手術をするかです。LEはどんな内痔核でも治すことができます。ただ、そこにある内痔核を切除すれば良いというわけではありません。デザインを間違えると肛門狭窄などの後遺症を残したりすることがあります。必要で十分な、そして適切なデザインで手術をする必要があります。ですから、肛門科医は必ずこのLEを習得しなければなりません。肛門科医に取っては基本中の基本の手術になりです。でも奥が深い手術です。
さて一つ目は、内痔核を剥離していき、内痔核の根部、動脈のところをどう処理するかです。演者の中には根部結紮した後さらに奥の方に動脈と共に粘膜に糸をかけて結紮して奥の方に結紮部分を引き込ませるということでした。渡邉医院でも根部結紮した後、もう1針糸をかけて奥の方に引き込まれるようにしています。今後、この糸をかける場所をもう少し工夫する必要があるかなあと感じました。
二つ目は、ドレナージ創の皮膚がめくれ上がらないように皮膚とドレナージ創の組織を縫合して固定したり、剥離してできた肛門上皮の傷の皮膚をない肛門括約筋に縫合して固定するということでした。ただ、括約筋に糸をかけて縫合した場合、痛みが出ないだろうかと思います。また、ドレナージ創の皮膚のめくれは、ドレナージの形を整えて、しっかり半閉鎖することで大丈夫ではないかと思います。やはり、必要以上のことを加えると、それが術後の痛みにつながるのではないかと思います。
三つ目は、肛門狭窄を合併している時です。この時はLSIS(側方皮下内肛門括約筋切開術)を加えるとのことでした。渡邉医院でも同様にLSISを加えたり、内痔核を剥離した創で一部括約筋を切開して狭窄を解除したりしています。括約筋の緊張が強いとやはり術後の痛みが強くなります。
四つ目は、ない痔核の剥離の仕方です。内痔核を剥離していく場合、粘膜の後壁を十分剥離することで内痔核を肛門の外に引き出せるようになります。この際、内痔核を牽引することで、縦に走る線維ががはっきりわかりこれを剥離することで内痔核を肛門外に引き出せて、内痔核の根部の処理が容易になります。
五つ目は、内痔核を剥離して根部に輪ゴム結紮法を行うときの注意です。やはり輪ゴムをかける際にある程度の粘膜などの組織の幅と厚みが必要です。なるべく粘膜と血管のみに剥離して、必要十分な幅、厚みにして輪ゴムをかけることで術後の痛みが軽減すると思います。
六つ目は、術後の出血予防で術後にガーゼ等を挿入するかです。ガーゼやスポンゼル(止血用のスポンジのようなものを)を挿入する先生もおられました。渡邉医院でも父の時代はガーゼを挿入していました。ただ、術後に肛門内にガーゼなどを入れることで、これも術後の痛みに関連し、痛みが強くなります。またガーゼですとガーゼに傷の組織が入り込み、ガーゼを取る際に痛みがあります。ですから、私になってからは、ガーゼは挿入する事なく、アズノール軟膏を綿花に塗布して貼るだけにしています。
最後に、局所麻酔でも十分に括約筋の緊張がとれ、弛緩でき、手術の際に十分な視野が取れることです。やはり局所麻酔で手術することで、術後すぐに歩くこともでき、1時間ほど経ち局所麻酔が切れると、食事も摂ることができます。また、全身麻酔などのように体への負担が少なくすみます。やはり局所麻酔で手術ができることは強みになると思います。
許のブログ、参考になるかどうかわかりませんが、以上のようなことを、今回のセミナーで感じました。
29日に再入院しました。
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今日で9月が終わり、明日からは10月になります。涼しくなってきて、少し秋らしくなって来ました。長い長い夏でしたね。これからしばらくは気候もよく、美味しいものがたくさん出てきます。いっぱい食べましょうね。そして楽しい時間を過ごしましょう。
さて、私ですが、9月2日に退院したばかりなのに、9月29日昨日再入院してしまいました。今回も緊急入院です。患者さんやスタッフにまたご迷惑をかけることになってしまいました。本当に申し訳ありません。
今回、9月29日に入院に至るまでの症状は入院3日前より右の腰部から臀部にかけての持続する痛みの症状。温めると一時的に軽減するもすぐに痛みが出現。日に日に増強していきました。また、入院2日前から朝の嘔気が出現。特に入院日の29日は朝から夜まで、嘔吐はありませんでしたが、嘔気が続いていました。特に29日は診察を何回か途中で休憩しなければならない程でした。3月の入院の際と同じような症状が出てきていました。
29日は金曜日。土日を挟んでしまうので、救急で血液内科を受診することになりましたそして土日を挟む前に緊急入院して、検査と治療をすることになりました。
入院時に血液検査を行い、入院当日に髄液検査とステロイドの髄注を行ないました。
腰部から臀部にかけての痛みは、夜になると軽減していきました。30日の朝はほとんど痛みもなく、嘔気もなく朝食は摂れました。
今後の予定はまだ未定です。髄液検査は、まだ詳細にはわかっていませんが、髄液中の細胞数は1個。正常範囲内の数です。細胞診にも提出していますが、おそらく悪性の所見は検出されないと思います。
今回の入院の治療はどうなるか?ですが、やはりステロイドの髄中を行うことで症状が軽快してきていることを考えると、悪性リンパ腫が何らかの影響を与えているのだと考えるのが妥当だと思います。
主治医の意見も、症状は軽快しているが、今の状態ですぐに退院してもすぐに同じ症状が出るのではないかというものです。週明けに再度ステロイドと抗ガン剤(メソトレキセートとキロサイド)の髄注を行ない、そしてべレキシブルから変更したテモダールにつなげていくことになると思います。
再度の緊急入院。患者さんやスタッフにまた迷惑をかけてしまいました。
今回は早期の退院を期待したいです。
皆さんにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
昨日の満月です。
渡邉医院 渡邉賢治